モンゴル最大の祭典『ナーダム(Naadam)』のご紹介
TECRA株式会社(所在地:神奈川県横浜市 代表取締役:今井豊和 以下「TECRA」)は、モンゴル、ラオス、フィリピン、ウクライナといった新興国を中心に事業を拡大しております。
ここでは、事業進出国の一つ『モンゴル』で毎年7月に開催されるお祭り『ナーダム(Naadam)』ついてご紹介します。
『ナーダム(Naadam)』の始まりは、13世紀チンギスハン時代にまでさかのぼります。当時は、モンゴル帝国の建国記念・遊牧民の越冬・家畜の出産、またモンゴル国民にとって一番良い季節である夏が来たことを祝ったことが起源と言われています。
現在では、『モンゴル相撲』『長距離競馬』『モンゴルアーチェリー』の3大イベントがメインの祭りとなり、モンゴルでは『ナーダム(Naadam)』の5日間は国中が休みに入り国を挙げてこのイベントをお祝いします。開会式には、モンゴルの大統領、首相、国会議長が参加するモンゴル国の一大イベントです。
『モンゴル相撲』にとって、『ナーダム(Naadam)』はタイトル(日本相撲でいう番付)を上げる年に一度だけの貴重な機会です。土俵も時間制限もなく、優勝者が決定するまで3日間かかることもあります。成人男性のみ参加資格をもち、ウランバートルの『ナーダム(Naadam)』には各地から強者たちが集まります。
『長距離競馬』。子供達が騎手となり、草原を20~30キロもの距離走って行きます。
『モンゴルアーチェリー』。モンゴルの伝統的な弓を使用して競技に挑みます。
ナーダムは世界的にも有名になり各国から大勢の観光客が訪れます。ナーダムの期間、現地モンゴル国民の中には連休に繋げて長期休暇を取得して、地方や海外に旅行に出る人も多いため、モンゴルではビジネスもお休みムードとなります。TECRA子会社TECRA MONGOLIA LLCのモンゴル人スタッフの中にも休暇を取得する人が多いのですが、連休明けからはまた日本チーム・モンゴルチーム一丸となって社業の発展に努めてまいります。